化け物カレシ
By Toshihide Shimada on AppTrack Ninja.
■プロローグ <迷子の狼> 外は雨、全く止む気配すらしない。ザーザーと容赦無く降り続けている。 「あ〜あ、早く止めばいいのに」 洗濯も済ませたし、どこに行くという予定もないのだが、なんとなくそう思ってしまう。 気のせいかどこかで声がするような気がする。 「く〜ん、く〜ん」 玄関を開けて外を見回すと、一匹の小さな小さな犬がずぶ濡れで横たわって鳴いていた。 雨のせいで感傷的になっていたからか、まるで泣いているようにも。 それが彼と私の物語の始まりだったのです。 <魔界の鬼公子> 古い洋館。ここには多くの部屋があり、その大部分は閉ざされたまま。 どこからか呼ばれた気がした。洋館の奥の奥、導かれるようにそのドアを開いた。 軋む音。埃やカビの匂い。薄汚れた壁には肖像画。とても綺麗な人。男なのか女なのか。性別など超越した存在がここに存在している。 「あら。綺麗な子。ふふふっ。私ほどじゃないけどね。でもね、あなた、とても素敵ね。どう?あなた、私のものにならない。骨の髄までしゃぶりつくして愛してあげるわ。」 <吸血カレシ> 誰も住んでいない古い洋館。 今にもお化けが出そうな洋館に何をしに来たのか理由も思い出せないまま屋敷を彷徨っていたあなた。 不思議と怖さを感じず、何かに導かれるようにドアの一つを開きました。 数え切れない絵画が溢れる部屋。 その中でもとりわけ目を引いたのは「ヴァンパイア」と書か…
Categories: Entertainment, Word, Games
App Store rankings, screenshots, estimates and similar apps for 化け物カレシ.